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2013年 05月 30日
おとなりの柿の木 鳥取の修業をしてた工房は柿の木の畑のなかに建っていて この季節は柿の若葉と雨蛙のみどりを思い出します そこでは柿の木を燃やして 灰を作って それを釉薬にしていました 秋に収穫がおわると雪がふる前に 枝を剪定するおじいさんの後ろをついてまわって枝を拾う係の私 太いのはひきずって畑の中 何ヵ所かにわけて積んでおきます 「てごしてごせー」(手伝って)と声がかかるとのこぎりを持って奮闘したり、パイプに葉たばこのお茶の時間のお供をしたり 雪がふってとけて枝が程よく乾いた頃 畑の中にドラム缶を持ち出して燃やす作業がはじまります 蛙と鳥の声しかしない畑のなかで1日中延々 ドラム缶の火のなかに枝を投げいれ続けてひと山終わったらゴロゴロと缶をを転がして次の山のところまで 2日目からは前日燃やした分をオキまできれいに灰にするために(別にして)30分に1回かき混ぜるという作業も加わるのでのどかな畑の中をひとりくるくると動き回ります 夕方、 ゆっくり燃え続けるように缶に軽くふたをして燻製のようになったからだで家に帰って汗と煤をながした 風呂上りに飲むビールはキラキラと初夏の充足の味がするのでした そこかよ その頃つくったお茶碗 柿の木の灰です 保育園でお世話になった先生に 「柿の木だったもんね 柿の木に縁があるね」といわれました そう 忘れてたけど さるかに合戦で柿の木の役だったのです 志願して
by yasuekaede
| 2013-05-30 10:35
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